「令和の公害か『PFO(ピーフォア)』の恐怖」講師:中川七海さん(ジャーナリスト)
■開催日時:1月13日(月・祝)14:00から16:00まで(zoomでオンライン講演、事後に 記録動画の配信有り)
※JCJホームページでの詳細:https://jcj.gr.jp/future/13665/
■講師のプロフィール:中川 七海(なかがわ・ななみ)
1992年、大阪生まれ。大学卒業後、米国本部の国際NGO「Ashoka」に3年間勤務。2020年から探査報道に特化した非営利独立メディア「Tokyo Investigative Newsroom Tansa」に加入し、ジャーナリストに。原発事故下の精神科病院で起きた患者死亡事件の検証報道「双葉病院置き去り事件」でジャーナリズムXアワード大賞 (2022年)、ダイキン工業による大阪での化学物質汚染を描いた「公害PFOA」で、PEPジャーナリズム大賞(2022年)とメディア・アンビシャス大賞[活字部門]優秀賞(2023年)を受賞。
※中川七海さんX(旧twitter):https://x.com/nanami_nakagawa
■開催趣旨:自然界で分解されず〝永遠の化学物質〟と呼ばれる有機フッ素化合物「PFAS(ピーファス)」。約1万種類のうちとりわけ毒性が強いのが「PFOS(ピーフォス)」と「PFOA(ピーフォア)」で、泡消火剤、フライパン、防水スプレー、食品包装紙などに使われる。
在日米軍基地や工場周辺から検出され地下水汚染に進展している。水道水への影響を懸念する住民は不安な日々を送る中、WHO(世界保健機構)は2023年11月、PFOAを発がん性がある、PFOSを発がん性の可能性があるとした。環境省などは水道水調査結果を発表したが、大半は汚染源が不明。しかし、大阪府摂津市のPFOA汚染源はダイキン工業淀川製作所と国、自治体も断定し、長年のPFOA製造・使用をダイキンも認めている。体内での〝PFOA曝露〟を住民は訴えるが、健康被害はないとダイキンは主張。『終わらないPFOA汚染』(旬報社から24年10月刊行)の著者で気鋭のジャーナリスト・中川七海氏は、放置される〝公害〟に肉薄した。
■参加費:500円 (JCJ会員は無料)
参加ご希望の方は下記URLをクリックし、Peatixのページで「チケットを申し込む」のボタンを押し、参加費をお支払いください。Zoom視聴用のURLは前もってメールでお知らせします。
なおJCJはジャーナリズムに関心のある市民の方々も会員になることができます。JCJ入会のお申し込みは下記に電話かメールでお願いします。
■主催:日本ジャーナリスト会議(JCJ)
03-6272-9781(月水金の13時から17時まで)
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