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市民フォーラム:PFAS水質基準の根拠が崩れた―― 評価のやり直しを求めます! 3月9日13:30 カタログハウス(新宿南口)

更新日:3月5日

市民フォーラム:PFAS水質基準の根拠が崩れた―― 評価のやり直しを求めます!

2025年3月9日 13:30~ カタログハウス 地下1階(通販生活ショールームの下)

 PFAS(有機フッ素化合物)による汚染が全国各地で問題となる中、環境省は飲み水の水質基準を「PFOSとPFOAの合計50ng/L」とする方針を示し、パブリックコメント(意見募集)を始めました。(3月27日まで www.env.go.jp/press/press_04505.html


 この水質基準の根拠とされた食品安全委員会(食安委)による「リスク評価」の過程を検証したところ、大量の参照論文が差し替えられ、PFASがもたらす健康影響が過小評価された疑いが発覚しました。

 この数値はもともと、米国環境保護庁(EPA)の勧告値をもとに暫定目標値として設定されたものですが、そのEPAは「PFOS」「PFOA」をそれぞれ「4ng/L」へ引き下げ、規制値としました。同じデータを見ながら、なぜ日本のリスク評価は甘いのか。そのカラクリがわかったのです。同時に、「PFOSとPFOAの合計50ng/L」を水質基準とする根拠が崩れたとも言えます。

 このままの基準で、わたしたち、子どもたちの健康を守れるのでしょうか?

 このフォーラムでは、今回の検証で判明した、科学に反するリスク評価の問題点やリスク評価体制の課題を明らかにし、環境省によるパブリックコメントへの対応を検討します。ぜひ、多くの方にご参加いただけると幸いです。


■日 時 2025年 3月 9日(日)13:30~16:00

■場 所 カタログハウス 地下1階セミナールーム (渋谷区代々木2-12-2)新宿駅南口


■プログラム

1.私たちの食べものや飲み水の安全をどう守るか

・「PFAS評価書」検証でわかったこと / 高橋雅恵(高木基金PFASプジェクト事務局長)

・リスク評価の課題と提言 / 中下裕子(弁護士、高木基金PFASプロジェクト)

2.水質基準のパブリックコメントにどう対応するか

・PFAS汚染 いまの最重要課題 / 諸永裕司(フリージャーナリスト、元朝日新聞記者)

・コメント/河村雅美(インフォームド・パブリック・プロジェクト代表)

      藤原寿和(化学物質問題市民研究会代表、高木基金顧問)


■主 催 認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金(高木基金)PFASプロジェクト

(髙木基金が2024年10月に開催した公開フォーラム「広がるPFAS汚染 私たちにできることは何か」に登壇したメンバーが中心となり、高木基金の支援事業として、2024年12月に発足。PFAS汚染の実態把握に関する情報収集と市民への発信、PFAS施策への政策提言などをめざして活動しています)  https://www.takagifund.org/index.html 

■協 力 株式会社カタログハウス

 
 
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© 2022 tama.pfas 多摩地域の有機フッ素化合物(PFAS)による水汚染を明らかにする会

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