「広がるPFAS汚染-私たちにできることは何か」
■日時 2024年10月5日(土)13:00~16:45
■場所 東洋大学白山キャンパス+Zoom
※具体的な教室番号は確定次第お知らせします。
https://www.toyo.ac.jp/nyushi/about/campus/hakusan/access.html
〒112-8606 東京都文京区白山5-28-20
都営地下鉄三田線「白山」駅 A3出口から「正門・南門」まで徒歩5分
東京メトロ南北線「本駒込」駅1番出口から「正門・南門」まで徒歩5分
■参加費 無料(会場でのカンパにご協力をいただけるとありがたいです)
■申込み 会場参加・オンライン参加とも、事前に以下のURLから参加登録をお願いします。
会場参加→ https://forms.gle/jPfX9jR8MG2xedMa8
■主催・問合せ 特定非営利活動法人 高木仁三郎市民科学基金 info@takagifund.org
【プログラム】
13:00 主催者挨拶・趣旨説明
13:10 第1部:実践的な取り組みから考える
1) 「沖縄でのPFAS問題の経過と取り組み(仮)」
河村雅美(インフォームド・パブリック・プロジェクト代表)
2) 「北海道でのPFAS汚染調査」
藤原寿和(化学物質問題市民研究会代表、高木基金顧問)
3) 「市民によるPFAS調査のための分析基盤の確立と分析手法の普及」
原田浩二(京都大学医学研究科准教授)
★2023年度 高木基金助成研究
15:00 第2部 問題提起・ディスカッション
<問題提起>
1) 「PFAS汚染の現在地と規制の空白」
諸永裕司(元朝日新聞記者、フリージャーナリスト)
2) 「解決への出口と課題」(市民からの問題提起)
高橋雅恵(多摩地域のPFAS汚染から命と健康を守る連絡会 世話人
3) 「PFAS問題をめぐる政策課題」
中下裕子(ダイオキシン環境ホルモン対策国民会議代表、高木基金監事)
<ディスカッション>
パネリスト:河村雅美 / 藤原寿和 / 諸永裕司 / 高橋雅美 / 中下裕子
司 会 : 寺田良一(明治大学名誉教授、高木基金理事)
16:30 まとめ・閉会
【開催趣旨】
高木仁三郎市民科学基金(高木基金)では、従来、調査研究の公募助成に関わるプロセスにおいて、一般公開での最終選考(公開プレゼンテーション)や成果発表会などを開催し、社会的な課題に対する調査研究の成果を広く一般に伝え、さらに議論を通じて課題の解明を目指すことを重視してきました。
2022年からは、高木基金の助成研究に限定せず、社会的に重要な問題に関する調査研究・分析等の実践的な取り組みについて、「市民科学」の観点から議論を深める場をつくりたいという問題意識のもとに、「市民科学公開フォーラム」を開催してきました。2022年のフォーラムではリニア中央新幹線、大深度地下開発問題をとりあげ、2023年は水の安全をテーマとして、ネオニコチノイド農薬とPFAS汚染の問題に焦点を当ててきました。
これにつづき、今年度の市民科学公開フォーラムでは、ますます広がりを見せているPFAS汚染に関わる問題について、第一部で各地での取り組みを紹介し、第二部でこの問題をどのようにとらえ、どのように対応していくかを考える場にしたいと考えました。解決の糸口が見えにくい課題を俯瞰的にとらえ、今後の取り組みの方向性を、参加者のみなさんとともに考える機会にしたいと思います。
高木仁三郎市民科学基金 事務局長 菅波 完